configure
Apache + PHP + PostgreSQL
からは少し話題がそれるが、configure の説明
configure って何
システム (OS) の違いを吸収するために、実行形式を組立てる時に、
いろいろ調べて調整してくれるしくみ。
configure.in に作って autoconf とやると configure が出来る。
その出来た configure が通常配布形式に入っている。
tar zxf package-i.j.k.tar.gz
と開けて
cd package-i.j.k
./configure --help
とやると、どういう設定が出来るか表示してくれる。
pkgsrc で組立てる時には、直接 configure という文字を
入力する必要はないが、
Makefile の中で、
CONFIGURE_ARGS+= --enable-i18n --enable-mbstring --enable-mbstr-enc-trans
のように記述することで、configure への引数を追加出来る。
configure されている様子(結果)を調べるには次のような方法がある。
- config.status を見る
上記 ./configure として、終了した後に
config.status という譜が出来ている。その中の最初の方に書いてある。
自分で ./configure とした直後に見ても、同じことが書いてあるだけで、
それほど意味がないはずだが、pkgsrc で作った時など見ると意味があるかも知れない。
その場合は
work/package-i.j.k/configu.status
を見る。
-
phpinfo() で見る
これは、今回の apache + php の組合せの時にだけ意味がある。
- /var/db/pkg/pkgname/+BUILD_INFO を見る
その中の
CONFIGURE_ARGS=
で始まる行に、どのような引数で configure したのかが書いてある。
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