設定ファイル (cf)
(訳注)
この文書全体を通して「設定ファイル」
という用語が出て来ます。
実は *.mc -> (m4) -> sendmail.cf -> (sendmail)
となっていて、
m4 の
入力も
出力も
「設定ファイル」と呼んでいることがあります。
(これは
*.mc が m4 の設定を、
.cf が sendmail の設定をするからです)
その場合は適宜読み替えて下さい)
SENDMAIL 設定ファイル (cf)
この文書では、sendmail 設定ファイルについて説明します。本パッケージを
利用するには、V7 以後のバージョンの m4 が必要です。4.2BSD, System V
Release 2, UNIX 7th Edition を使用している方はご注意ください。SunOS の
/usr/5bin/m4 と BSD Net/2 の m4 はどちらも使用可能です。GNU m4 version
1.1 以降も使用できます。残念ながら BSDI 1.0 の M4 では使用できませんの
で、Net/2 または GNU 版の m4 を用意する必要があります。GNU m4 は
ftp://ftp.gnu.org/pub/gnu/m4/m4-1.4.tar.gz で入手できます (最新版を確
認すること)。なお、例外として DEC Digital UNIX 4.x の m4 は壊れていて
使用できません (3.x の m4 は正しく動作します)。DEC Digital UNIX 4.x で
は GNU m4 を使用します。
作業を始めるに当たって、(訳注: サブディレクトリ cf 配下の) tcpproto.mc
(TCP のみのサイト用), uucpproto.mc (UUCP のみのサイト用),
clientproto.mc (同じメールサーバホストを使用するクライアント群用) を参
照しておくとよいでしょう。これら以外のファイルは、かつて Berkeley で使
用されていたものです。たとえば、ucbvax はすでに存在していませんが、
ucbvax.mc はいくつかの興味深いテクニックを示す例として含められています。
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*** これらのファイルは、必ず修正して使用してください。これら ***
*** のファイルには、UUCP 中継先のホスト名のように、Berkeley ***
*** 用の特別な仮定が埋め込まれています。利用者はそれぞれのサ ***
*** イトのドメイン用の設定を用意し、それを ***
*** domain/Berkeley.EDU.m4 の代わりに使用します。 ***
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