訳者一覧:
 設定ファイル (cf)
 はじめに
 典型的な .mc
 M4 入門
 /etc/mail/
OSTYPE 定義
 LOCAL_MAILER
 USENET
 SMTP
 UUCP
 FAX
 POP
 Procmail
 mail11
 phquery
 cyrus
 qpage
DOMAIN 定義
MAILER 定義
FEATURE 定義
 HACK 機能
 サイトの設定(旧式)
 UUCP メイラ
 書換規則の微調整
LOCAL_RULES
  LOCAL_CONFIG
 マスカレードと中継
 LDAP
 LDAP 再配送
 ANTI-SPAM (未完)
  中継
  送信元の確認
  データべース(アクセス表)
  MAPS プロジェクト
  アクセス表の左項で微調整
  Delay all checks
 STARTTLS
  中継
  Received: ヘッダ
 SMTP 認証
 メイラ・ルールセット追加
 メールフィルタの追加
 待行列の追加
 SMTP 以外の設定
 私は誰ですか?
 複数のホスト名
 MAILERTABLE
 USERDB で氏名との対応付
 その他雑多な特殊機能 (+)
 セキュリティ
 詳細な設定 (confXXXX)
 メッセージ送信
 Map Formats
 src ディレクトリ構成
 Administrative Details
  RULESETS
  MAILERS
  MACROS
  CLASSES
  M4 DIVERSIONS
 日本語訳変更点

この画面は http://home.jp.FreeBSD.org/~koga/cf/ から勝手に持って来て自分用に見易くしたものです。 原本の更新よりも古い可能性があります。
http://www.sendmail.org/m4/userdb.html

USERDB で氏名との対応付

(ユーザのフルネームをマップするのに USERDB を使用する)

ユーザデータベースは、 そもそもユーザの氏名をログイン名に対応 (例: Eric.Allman => eric) させるためのものではないのですが、 そのように利用する人々がいました。 (その目的のためには、代わりに aliases を設定することが推奨されています。 複数の aliases を使用することができるので、 そこそこ容易に目的を達成することができます。)

ユーザデータベースの目的は、 あるユーザのそのサイトにおける既定の宛先を参照することでした。 ユーザデータベースがあっても、 特定のホストに送信することでこれを上書きすることができます。

この流儀でユーザデータベースを設定する場合、 FEATURE(`stickyhost') を使用してはいけません。 使用した場合、Full.Name@local.host.name 宛てのメールは拒否されてしまいます。 ユーザデータベースの内部形式 (訳注: 実際に参照されるデータベース) を作成するには、以下のようにします。

makemap btree /etc/mail/userdb < /etc/mail/userdb.txt
一般に、メールアドレスにフルネームを使用するというのは、全然ユニークに はならないという点で、きわめて悪い考えです。たとえば、UNIX ソフトウェ ア開発コミュニティには有名な Peter Deutsche が少なくとも二人は存在しま す。また、かつてベル研には二人の Stephen R. Bourne が同時期に同じ廊下 (hallway) に沿った職場にいました。二人のうちどちらを屈辱的とも言える Stephen_R_Bourne_2 にするのでしょう? 二人を比較して有名でない方にしま すか? それとも後で雇われた方にしますか?

finger サービスではフルネームを扱うべきでしょう (またフルネームは曖昧 なものとなるでしょう)。しかし、メールではハンドルを使用すべきですし、 曖昧であってはなりません。

この画面は jeedosaquin を使って表示しています。

Copyright cf Project

これらの画面は http://home.jp.FreeBSD.org/~koga/cf/ から勝手に持って来て自分用に見易くした(つもりの)ものです。 原訳の更新よりも古い可能性があります。
英語版: http://home.jp.freebsd.org/~koga/cf/README.orig
Last Update: Sat, 07 Jun 2014 13:16:17 GMT 1.66 2008/03/08